「麻雀の筋トレ」ウェブツールを勝手に制作した
福地誠先生の著書「これだけで勝てる! 麻雀の基本形80」に載っている「麻雀の筋トレ」をウェブブラウザから行えるツールを制作した。
麻雀の筋トレって何?
福地先生の本に先生が実際に行っていたという麻雀のトレーニング法が載っていた。
詳しくは本を読んで欲しいのだが、簡単に説明すると、「バラバラに取った配牌を記憶して頭の中だけで何待ちか考える」というものだ。
先生曰く、頭の中で13枚並べて考えることに慣れれば、打っている最中に脳みそを効率良く使えるようになり、より多くのことを考える余裕が生まれるとのこと。
パソコン用語でいうなら、いろんな作業をやることにメモリーを食われちゃって、やけに重くなり、麻雀自体のソフトがサクサク動かないんですよ。作業にメモリーを食われないようにするのが、麻雀の基礎トレであり筋トレだと思うのです。
「これだけで勝てる! 麻雀の基本形80」 206ページ
頭の中で13枚並べて考える力を鍛えるトレーニング。
それが麻雀の筋トレである。
ツール制作の経緯
本を読んでこのトレーニングを知ってから、埃を被っていた麻雀牌を引っ張り出してやっていた。
そうしていた中で思うことがあった。
麻雀牌を持っていないとできない
まず、このトレーニングは麻雀牌を持っていないとできない。
牌を混ぜる・配牌する・記憶する、という流れで行う以上、麻雀牌が必要不可欠。
はたして、トレーニングできる人(麻雀牌を持っている人)は一体どれだけいるのだろうか。
自分のように大して使いもしないのに麻雀牌を買っちゃう人は少数派なのではないか。
麻雀牌を持っていなくてもできるように
さらに、「麻雀の筋トレ」のトレーニング方法はシンプルなので、仕事をサボりたい時外出中のちょっとした空き時間などにできたら良いかもと思った。
しかし、麻雀のトレーニングをするために麻雀牌を持ち歩くというのはどうかしている。僕はどうかしていない。
麻雀牌を持っていない人でも、外出中でも、誰でもいつでもトレーニングできるように。
そうして生まれたのがウェブ版麻雀の筋トレである。
でもこれすごく地味
勝手にツールを制作しておいてこう言うのも大変失礼だが、このトレーニングは地味で、特に面白いものではない。(福地先生すいません)
しかし、基礎トレーニングとはそういうものなのだ。
スポーツにおいても地道な基礎トレーニングが素晴らしいプレーに繋がっている。
大相撲の横綱・白鵬は相撲の基本動作である四股・すり足・鉄砲などの稽古を他の力士よりみっちりとやる。その結果、2015年春場所において34回目の優勝を果たした。ああ、夏場所も楽しみだ。しかし、他の力士も頑張ってくれ。白鵬以外の優勝も見たい。
閑話休題。
「これだけで勝てる! 麻雀の基本形80」は覚えたてのビギナーから基本をおさらいしたいベテランまで誰にでもおすすめできる麻雀本なので、ぜひとも買っていただいて、筋トレしてもらえたらと思う。
厳しい筋トレの後には、今まで打ったことのない新しい麻雀の世界がある・・・かもしれない。
コメント
幸三 | 2015年05月08日 23:43
本当にありがとうございます。めちゃくちゃ役に立っています。
この感動は、麻雀FLASHでひとりで麻雀が打てたとき以来です!
はゆう | 2015年05月09日 09:26
> 幸三さん
「役に立っている」と言われると制作者として嬉しい限りです。
こちらこそ、ありがとうございます。
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